スギやダニのエキス錠を舌下に毎日1分間保持します。3~4年継続することで70~80%の方に症状の改善が期待できます。まず適応があるかどうかを判断してからの治療になります。詳細についてはお電話でお問い合わせ下さい。※栄養療法による治療も提案させていただいています。
夜尿症は『多尿型』『膀胱型』『混合型』に大別され、治療法は型によって違います。夜尿症のほとんどは自然軽快しますが生活指導や内服薬、夜尿アラームなどの治療により早期の改善が期待できます。
当院では詳細な問診をした上で改善方法を提案させていただいています。夜尿アラームによる治療も行っています。
視力が発達する時期に屈折異常(近視・遠視・乱視)や斜視があると視力が正常に発達せず弱視になってしまうことがあります。異常があるお子さんは早期に発見し眼鏡をかけるなどで視力の発達を促す必要がありますが見逃されていることが多くあります。精度の高い屈折検査が生後6ヶ月からできるお勧めの検査です。一度は受けましょう。
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上記「見つけよう!弱視」啓発動画をご覧下さい。
食物アレルギーは乳児期の予防が大切です。すでに食物アレルギーがある方は食物負荷試験による閾値の確認とアレルゲンの含有量の把握が大切です。検査の数値が高いだけで厳格な除去をしたり内服薬を飲み続ける必要はありません。
頭痛は栄養状態が影響していることが多く、栄養状態の改善で症状が改善することが多いです。
臍ヘルニアは小さいものは1才頃までに自然治癒も望めますがスポンジによる圧迫療法を行うと早く直ります。月齢が早いほど効果が高いため早めの治療をお勧めします。大きなヘルニア(直径3cm以上)は改善しても余剰皮膚が残りやすいため特別な方法で圧迫します。
脚の付け根の関節がはずれる病気です。抱き方やおむつの当て方などを注意することにより発症を減少させることができます。乳児健診でチェックします。疑いのある方は超音波検査で脱臼の有無をチェックしています。短時間で検査できます。
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「股関節脱臼の見方」をご覧下さい
気管支喘息はゼーゼーする呼吸困難の発作を繰り返す病気です。慢性のアレルギー性の炎症と気道過敏性がその病態です。発作を何度も繰り返すと気管支粘膜が腫れてしまい治療が効きにくくなります。元気なときでも気管支粘膜の炎症は続いているため炎症を抑え発作を起こさないように治療していくことが大切です。(ただしホクナリンやメプチンを長期に使用してはいけません。)
乳幼児は鉄欠乏状態になりやすいことが分かっています。乳児期の鉄欠乏では易刺激性や注意力散漫がみられることがあります。精神運動発達に長期にわたり影響することも報告されています。鉄欠乏は診察だけでは分かりません。疑わしい場合は血液検査で確認します。
じんま疹の原因には食物や温熱、寒冷刺激、ストレス、風邪などの感染症に伴うものなどがありますが原因がはっきりしないものも多いです。治療には抗アレルギー剤等を内服します。
けがややけどによる傷は消毒をせず湿らせて治療することが大切です。消毒薬は傷口の再生を促進する細胞を変性させてしまいます。消毒はしてはいけません。傷は水道水できれいに洗いかさぶたを作らないように湿らせることできれいに治ります。当院では湿潤療法を行っています。